Brokeback Mountain |
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映画 『ブロークバック・マウンテン』 を見てインスパイアされた zaireeka とgood
child。 見るもの聴くもの映画に直結リンクさせ、さらに妄想をふくらませております。そんな2人が「これはブロークでしょう!」というアルバム、その他を紹介、皆様の妄想をかきたてるお手伝いをしたいと思います。 |
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95年デビュー時から、ヴォーカリスト、マーティン・ロッシターがバイセクシュアルであることを公言していたジーン。“YOU and I”、“WE”というintimateな言葉で語られるマーティンのストーリーは、聴くものをいきなり彼のプライヴェイト・シーンに連れ込んでしまう。パフォーマーがオーディエンスの凝視の対象であり、ある種のエロスの体現者であることを再認識させてくれたバンドのデビュー・アルバムである。 ズキリとくるのはLondon, Can You Wait?のサビ、 I was having my time of life. So why did you have to die? I'm lost Again. |
On and Onは涙なしには聴けない― by zaireeka クリスピン・ハントの詞には女性を揶揄したりあてこすったりしながら彼女をふりきれないジレンマがよく歌われていた。女性からは反感を買うだろうな、という辛らつさである。代名詞は圧倒的にSHEである。しかしひとたびそのSHEをHEに置き換えたなら・・・。 |
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zaireekaやgood childなど足元にも及ばない、モリッシーの深き妄想が結実したバンド、ザ・スミス。BBCでのライブなどを収録したこのアルバムは、初期ザ・スミスのきらめきの結晶。 Hand in GloveにはEverything depends upon how near you stand to me. というジャックの気持ちを代弁するようなラインが埋め込まれている。 |
いまさら言うまでもないサントラ。Gustavo Santaolalla のテーマは胸がしめつけられるくらい。イニスがジャックからの葉書を受け取ったときに流れたギターのたった2つのノート、それがどれほどブロークバック・マウンテンへの思いをかきたてたか。 使われたさまざまな曲が、あまり語られない2人の深い思いを象徴するように使われている。 I Know a Love Tthat Never Will Grow Old. No One's Gotta Love You Like Me He Was a Friend of Mine などはタイトルからしてもろ。 オーラスのThe Maker Makesはルーファス・ウェインライト。その詩には「やられた・・・」と思った。カミングアウトしている彼はゲフィンの秘蔵っ子。 |
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