|
zaireeka |
|
|
|
good childは計何回『ブロークバック・マウンテン』見たの?
|
|
|
good child |
|
|
|
2回見ました。どちらも「おひとりさま」でした。なんか2人とかで行くとものすごく気まずかったかも(笑)。テレが入っちゃって。イナカですから(笑)。
|
|
|
zairekka |
|
|
|
ほほ!渋谷はカップル(男×女/男×男)、外国人率多かったかも。ところで、good
childはこの映画のどこに心底惚れ込んだのかしら?
|
|
|
good child |
|
|
|
イキナリ本質を突くようなことを言ってきましたねー。なんだろう、やはりタブーを犯すことの快感、かな?それとキレイな男がそれをやる、ってのが審美的見地から言っても心地よい。英語でいうと pleasing
to the eye ですね。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
そうよ!若かりし頃よりイギリス文化に傾倒した自分としては、美しいオトコたちのじゃれ合い好きです(笑)。これ、基本!じゃあ、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの配役は満足したかしら?私はジェイク・ギレンホール惚れ直しちゃいました!(笑)モリッシーも見たかな?(ぼそっ)
|
|
|
good child |
|
|
|
絶対見た。そんでもって絶対自分と重ねて見た(笑)。相手はもちろんM氏。ちなみに私のBGMはなんとザ・スミスの『ハットフル・・・』です。さすがするどいzaireeka!
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
ごそごそっ(スミスのアルバム『ハットフル・オブ・ホロウ』を引っ張り出し、ジャケットに見入るzaireeka)←感化されやすいの… by
zaireeka
|
|
|
good child |
|
|
|
インタヴューではジェイクは当初イニス役をふられるんだと思ってたんだって。今まで内向的な役が多かったから。そこから、もし2人が役をスイッチしたら、とか考えて、また妄想が止まらなくなった(笑)。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
ふふふ。ジェイクがイニスだったら…、この映画どうなったかな?確かに妄想入る…。ジェイクは『ドニーダーコ』、ヒースは『ロック・ユー』のイメージ強いから(笑)、確かにスイッチされる危険性大だったかも。
|
|
|
good child |
|
|
|
あと、この映画に惚れた理由だけど、「秘すれば花」という言葉にぴったりくるようなものを感じさせたから。あからさまなゲイ賛歌じゃなくてね。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
「秘すれば花」か…。私も肝に銘じよう。すごく響く言葉だわ。でもさ、ジャックの内に秘めたエモーション、私は痛いほど気持ちが伝わったわ。人って大好きな人に見返りを求めないでしょ?思い切り愛情を持って接するじゃない?ただ会いたい、会って抱きしめたい。何てせつないのかしら(涙)。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
ところで、good childはどのシーンに胸をえぐられましたか?
|
|
|
good child |
|
|
|
「テント・シーン」って冗談ですけど。あ、でも半分マジかも。かなりリアルだったし、ゲイ・ポルノグラフィでもやってることは同じなんだけど(笑)、
それをメジャーな俳優がやったというのは革新的だったと思う。まあ、キス・シーンとか抱擁、ほのめかしくらいはたくさんあったけれどね。あとはアルモドヴァル映画くらい?でもあれはヨーロピアンだしね。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
スパニッシュね。
|
|
|
good child |
|
|
|
私は先に原作と脚本を読んでいたので各シーンを前もって把握してたけど、それでもラスト近くの、最後のキャンプで2人が言い争ってイニスが崩れてしまうところ、
あそこは好きですね。そして最後にイニスを見送るジャックのあの表情・・・。ストイックな人間、ストイシズムをまとっている人間の、その外側の殻が崩れる瞬間のさまね(笑)。ジャックに関して言えば、イニスの離婚後、よろこびいさんで会いに行ったのに気持ちのすれ違いがあって、失望と落胆と怒りと悲しみで車の中で泣くところが好き。あの前後のシーンの2人の表情、心理は脚本、すごく良く書けてます。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
「テント・シーン」は心拍数上がったけど、迫真の演技だったわ。それと同じく私も、ジャックでは離婚後のシーンにやられたわ。ようやく大好きな人と一緒にいられるかと思ったのに、叶えられないジャックの思い。あのシーンを見て「私はジャックだ」と思ったの。感情表現が似ているんだなぁ(照)。自分に重ねて見ちゃった。イニスに関して言えば、カフェで一人、パイか何かを食べていたでしょ。そこにちょっと関係を持った女が入ってきて、イニスが複雑な表情になるじゃない?あの脆さというか、正直さにほろり。
|
|
|
good child |
|
|
|
そうそう。あの時点で彼女はもう切られてるんだよね。イニスは「自分にはジャックだけだ」と再認識したあとだったね。だからもう残酷なほど無関心。言葉はなるべく傷つけないように選んでいるけど、態度は彼女にすれば残酷そのもの。その直後にジャックの死の知らせが入る。プロットうますぎ(笑)。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
うん。本当に残酷…。こんな結果になるなら「初めから優しくしないで!」と思ったはず。そしてジャックの死…。これはつらい。でもって、何故死んだのか、はっきりとは描いていない。ここでまたいろいろ考えちゃうのだわ。イニスは葉書が戻ってきて、ジャックの死を知り、奥さんに電話をかけるじゃない。ジャックの奥さん、ジャックとイニスの関係を知っていたのかな?
|
|
|
good child |
|
|
|
知らなかったと思う。彼女はごくごく普通の女の子だからね。そういうのがあるって想像もできないかいかも。あのパパ・ママじゃね。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
あのパパ、めちゃアホだよ!(笑)。あのマッチョな態度が私にはついていけない…。劇場では、感謝祭の七面鳥切るシーン、笑いの渦でした!ジャック、勝ったぜ!!
|
|
|
good child |
|
|
|
ジャックの死は謎だよね。一応事故死になってるけど、イニスのフラッシュ・バックでリンチ・シーンが出てくるでしょ?ホモフォビアに殺された可能性も示唆してある。監督、うまいぜ。ジャックはけっこう無防備に男に声をかけたり、視線を送ったりしてたからねえ(例・ロデオの道化)。悟られる可能性も大きかったと思う。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
Getting olderになるにつれ、ジャックのイニスに対する思いも限界がきてただろうし、つまりずっと一緒にいたくて苦しいってことね、そのくせイニスは踏ん切りつかないし。なのに、イニスが「ジャックしかいない」と確信したら、ジャックの死だもんなぁ。もう切ないの連発よ…。そいでもって、イニスがジャックの実家に行き、ブロークバック・マウンテンに置いてきたと思っていたシャツを発見。ジャックの愛情を強く感じただろうね。このシーンはぐすんぐすんでしたよ…。
|
|
|
good child |
|
|
|
ジャックはあのシャツを実家にずっと置いてたんだよね。2人が会った(そして別れた)年も彼はしばらく実家を手伝うと言ってたし、たびたび父母を訪ねてたから、そのたびに彼はあのシャツを抱きしめて寝てたんだろうなあ。ときには羽織ったりして、イニスを偲んで。I
miss you...なんてね。そのジャックの月日をイニスは知ったからよけい切ない。見てるほうはなお切ないってのが
キーだね。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
今までたくさん映画を見てきたけど、このシャツシーンは、ずっと忘れられないな…。ジャックを見ているとね、すごく切なくなるんだけど、それだけじゃなく羨ましくもなった。だって、あんなにも愛せる人と出会えたのだから。これって、男とか女とかそんな次元じゃなく、一生に一度、そこまで愛せる人に出会えるかどうか…。それに自分を究極に曝け出せるって、なかなか経験できないことだもん。だけども、あの血が染みているシャツを見て、「ああジャック、私はここよ、私が守ってあげるわ」と思った人、多かったハズ。勿論、この「私」は「僕」に置き換え可能。私もそんな一人だすぅ〜。
|
|
|
good child |
|
|
|
って時間も遅くなってきたけど大丈夫?続きはまた今度?にする?まだ妄想の核心には至ってないね(笑)。
|
|
|
zaireeka |
|
|
|
頑張って目覚めておりましたが、とうとう眠気が襲ってきました…。ごめんなさい…。この続きは明日。
|
|
|
good child |
|
|
|
うん、明日は妄想の核心に。
|
|