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zaireeka |
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ども!昨日の続きから始めます。宜しく。
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good child |
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どうも遅くなりました。たった今3回目を見てもどりました。妹と一緒に見ましたです。
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zairekka |
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妹さんもこの映画にぞっこんラヴした?(笑)
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good child |
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妹は「なかなかいい映画やん」とのこと。「ものすごくピュアやねー。あれはヨーロッパでは考えられない、もっとすれてるし、背負うものがあるからそうピュアではいられない。ヨーロッパでヒットしたのはそのピュアなところに憧れる部分が大きかったと思う。ああいう気持ちになりたい、ああいう相手がほしいって」という感想。ピュア、というのにはまったくその通りだと思いました。
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zaireeka |
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なるほどヨーロッパ分析。ピュアって言葉、身に沁みます。ただ、このピュア度が深いと、今の世の中、生きるのがすごく大変なのだろうけど…。日本なんか特にそうかもしれない(苦笑)。
それでです、この映画を見た人の中には、エンディングについて語る人多いよね。私もviolette
the drunkと盛り上がりました(笑)。,クロゼットを開けると、ジャックのシャツがかかっているシーン。(←姉さん、open
the closetはカミングアウトするという隠語で宜しい?)ブロークバック・マウンテンが映った葉書もあるのよね。ジャックからの葉書…。
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good child |
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原作では「ジャックが夢に出てくれるようになった」なんて箇所があったりして、夢でもいいから会いたいっての、切ないね。
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zaireeka |
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そうなんだ…。イニスのトレイラーに娘が尋ねて来るじゃない。帰る時、娘がジャケットを置いてっちゃって、イニスは返そうと外に出るんだけど、結局は自分の手元に置く。これって、また戻ってきてほしいってことだよね?ジャックがイニスのシャツを同じように取ったけど、イニスも娘のジャケットを取った。心情が上手く描かれているなぁと思ったんだ。
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good child |
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そうそう。彼女の服をとてもていねいにたたむんだよね。結局ジャックの遺灰は一家の墓所に埋められることになるけれど、イニスはブロークバック・マウンテンに持って行きたかっただろうな、そこで最後の別れをしたかっただろうなとこれまた切ない展開。多分、その「果たされなかった遺言」の代わりに、シャツのエピソードが生まれたのだろうね。あれはジャックの遺言なのだろうと今思います。
さて、エンディングもいいけどもう一度イントロにもどって検証しようよ(笑)。violetteが疑問符を投げかけてたけど、ジャックはイニスの前に経験があったのか?どう思う?(笑)
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zaireeka |
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う〜ん、私はなかったような気が…。イニスが初めてだからこそ、深くのめり込んでしまったような…。
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good child |
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ふむふむ。でもかなり自分の中のそういう要素には自覚的だったよね。最初アギーレのオフィスについてイニスを見たとき、カメラがなめるようにジャックをとらえてたでしょ。腰に手をあててポーズしたり、トラックにもたれかかったりして、無意識の(あるいは意識的な)あれは媚態だよね(笑)。無意識にイニスにアピールしていたし、もう誘惑にかかっていた(笑)。
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zaireeka |
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うんうん!ジャックは確かにアピールしていた!それにしても、ジャックがトラックにもたれかかっているシーンはかっこよかったわ〜。ジャックとイニスが美しいから、アギーレのおやじっぷりが目立ったよね(笑)。そういや、このおっちゃん、二人の戯れを見て、誰にも言わなかったのかな?それともジャックに関しては、噂あったのかしらん?でもワイオミングみたいな保守的なところで、男に目覚めるというのは、すんごく危険だよね〜。
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good child |
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ジャックが翌年また仕事を求めてアギーレのところに行ったときクギをさしたけど他言はしてないよね。あのシーンはちょっと怖かったな。「知られたらどうなるか」というのをむしろ淡々と撮ってあって。でも何故警告するだけにしたのかな、アギーレ小父さん。あのおっさんもアヤシイかも(笑)。というか、カウボーイの間では意外と「アリ」のことだったのかも。つまり、あくまで女の代わりとしてだけど。ランディ・クエイド。声は最高。(ジェイクは『デイ・アフター・トゥモロー』でランディのブラザー、デニスと親子をやってたから、親近感あったかもね。かなり強面の叔父さんだけど。)ジャックは多分にファザ・コンのところがあるから、口うるさい雇い主でも許容してたのかも。イニスも父親との関係はあまりよくなかった、というかあまりにも強烈な恐怖を植えつけられてしまったよね。ペニスを引っこ抜かれるんだから(笑)。
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zaireeka |
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本当は仲間に入りたかったか、おっちゃん!なるほど、ファザ・コン気味のジャックは、強いモノが好きなわけか。だけどジャックも、典型的な強く見える男、刺青ばっちり、長髪で、レザージャケット系に走らなかったのには、ほっとする(笑)。個人的に、ああいったタイプは美しくない…。(ぼそっ)
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good child |
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バイカータイプね(笑)。そんでもって妄想の頂点の「テント」なわけだけど(笑)。今日も若い女の子×女の子カップルが終わったあと「あわわ・・・」と恥ずかしがってたけど(笑)。2人が「行為」に移る前にやはりなんというかぐっと見つめ合って、ジャックはイニスの気持ちを確かめようとするよね。拒否と受容とのせめぎあいが10秒くらいのあいだにだーっとあって、あのシーンは監督すごいと思ったもん。結局ジェイクとヒースがすごいんだけどね。
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zaireeka |
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確かにドキっとしちゃうけど、あのシーンなくては、この映画なりたたんぞ。でもさ、イニスは結局、ジャックを受け入れた。もし受容がなければレイプになるし…。行為の後、イニスは複雑だったろうけど、ジャックは満足して眠れただろうね。それにしても、ベルトをはずしてズボンを下ろすところはリ・ア・ルだったわ。サウンドが今も聞こえる!
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good child |
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わはは、リアルだったよね、あれは。「テントNO2」も良かったよ。イニスがテントに入ってくるときテンガロンでジーンズのファスナーあたりを隠してくるじゃない。あれは・・・・・・ってことだよね(笑)。すぐに跪くけどさ(笑)。イニスがジャックの顔を見られなくて、顔を上げられなくてさあ。かわいいよなあ。I’m
sorry なんてね。ああいうイニスを見てしまえばジャックは「愛(う)いやつ」と思うだろうなあ(笑)。イニスってば夢見心地って顔してたもんね。
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zaireeka |
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人間、そういった愛しい要素を持たなきゃねん。優柔不断のイニスに愛想を尽かしながらも、ジャックは全てを包んであげていたもんね〜。心と身体の両面で、ジャックはイニスを受け止めていたのだわ〜。
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good child |
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イニスは自己完結タイプなんだろうなあ(笑)。嫁アルマとのベッド・シーンでさ、2人はささやきあってて、イニスはずっと目を閉じてうっとりしながらアルマを受け入れているように見えるんだけど、いざってときに彼女をひっくり返すじゃない?(笑)あれで今までの夫婦の会話ってのがぶっとんで、イニスはアルマの愛撫を受けながら実はジャックを思い浮かべてたんだって観客にはわかる。
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zaireeka |
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彼女もきょとん?って感じだったよね。一度味わった喜びは、もうずっと離れない。何かワンシーン、ワンシーン意味があるんだね。アン・リー監督素晴らしい。ともかく男の美しさ満載。
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good child |
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うまいよねー監督。イニスの自己完結ぶりは最後のキャンプシーンにも出ててジャックの浮気というか、メキシコ行きを知らされて「殺す」なんて言うでしょ。イニスはジャック一筋なんだなあ(笑)。で、ジェラシーのあまり自分を「殺す」なんていう彼を誰が見捨てられよう(笑)!
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zaireeka |
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ほほほ!ジャックは遠く離れているイニスに会えず、悶えていたのだよね。ジャックだって本当はイニスが一番なのだろうけど、欲求が絡み付いているわけで。まぁ、恋人が他の奴と関係持ったら、そりゃ頭にきてジェラシー!だけど、だったら何で全てを捨てて、ジャックの元に行かないのよ!と思った。でも、イニスの自己完結ぶり、自分の中にもある要素なんで、ちょっぴり複雑(苦笑)。自分には彼だけ、彼には自分だけ。嫌になるくらい、信じちゃっているから。(←過去を振り返るzaireeka)
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